2010-05-21 第174回国会 参議院 本会議 第23号
○木村仁君 私は、自由民主党を代表して、ただいま議題となりました独立行政法人通則法の一部を改正する法律案について、反対の立場から討論を行います。 冒頭、口蹄疫に対する政府の初動態勢の遅れについて、遺憾の意を表します。 目下の口蹄疫の蔓延に対する政府・与党の対応ぶりは極めて緩慢で、危機意識に乏しいものでありました。特に、責任者である赤松農林水産大臣は、連休中、長期にわたり外遊し、帰朝された時点では
○木村仁君 私は、自由民主党を代表して、ただいま議題となりました独立行政法人通則法の一部を改正する法律案について、反対の立場から討論を行います。 冒頭、口蹄疫に対する政府の初動態勢の遅れについて、遺憾の意を表します。 目下の口蹄疫の蔓延に対する政府・与党の対応ぶりは極めて緩慢で、危機意識に乏しいものでありました。特に、責任者である赤松農林水産大臣は、連休中、長期にわたり外遊し、帰朝された時点では
○木村仁君 口蹄疫の最初の情報が入ったのは、たしか私は三月の末だったと思うんです。そして、確実に発生しているということが公表されたのは四月の二十日ごろだったと。五月の七日というと、もう相当時間がたっております。その間に我々は、農水省から具体的な対策が示されたという情報に、財政的にですね、接していなかったわけでありまして、農水省の対応が、現場あるいは県そして農水省の実際の担当者の対応に比べて、非常に全体
○木村仁君 私がお尋ねしたいのは、その時点で農水省は一千億の予備費の流用という問題について認識を持っていたのかどうかということであります。それに先立って総務大臣が特別交付税のことについて特別な御発言をなさったのか、そういう一連の財政措置の中でなさった発言かと、このことをお尋ねしたいわけです。 〔理事林久美子君退席、委員長着席〕
○木村仁君 自由民主党の木村仁でございます。 私も口蹄疫が発生している宮崎県の隣県の熊本の出身でございます。原口大臣は隣県の隣県でありますが、隣県の隣県は隣県であるということにならないので、少し距離がありますが、しかし、この問題については当初から非常に熱心な関与をしておられる、そういうことで敬意を表しておきたいと思いますが。 〔委員長退席、理事林久美子君着席〕 今ちょっと私も、この五月七日
○木村仁君 そういう意味では、総理は大変バランスの欠いた施政方針演説をされたんだなと私は考えております。 時間がありませんので足早にお尋ねいたしますので、手早く御指導をいただきたいと思います。 地域主権という言葉、これは荒田参考人からの御発言もあり、今民主党の一つの言葉になっておりますが、これを法律に書く上においては内閣法制局は非常に苦しんだようでございまして、苦しんだ結果どういうことをしたかというと
○木村仁君 お書きになったものの中に、総理大臣の所信表明演説の中で新しい公共というのがぽっと出てきて、それなりになっておって、これは総理の演説としては極めて頼りないということをお書きになっておりますが、それはどういう意味でいらっしゃいますか。
○木村仁君 まず、辻山参考人にお尋ねしたいと思います。 今、民主党の委員の方からの御質問に、ニール・ギルバートによる福祉国家から支援国家へという流れは、一つには民間企業もある意味でインボルブされてくるという意味でもあるというお話がございました。 最近、経済界の方々とお話をしておりますと、アメリカのあのサンディスプリングスの町とか、あるいは歴史的に言えばレイクウッド方式とかいって、自分たちは税金の
○木村仁君 年を取ってきますと、ちょっと昔のことを言いたくなる、できるだけ抑制をしておりますが。 昔、小沢一郎様という自治大臣がおられました。私どもに全国を三百の市町村に分けろということを強く言われたことがあります。何が頭にあったのかというと、あるいは小選挙区が頭にあったのではないかと。小選挙区と市町村を同じ地域にすれば一番いいのかなと思っておられたのではなかろうか、ではあるまいかという気がいたしますが
○木村仁君 我々は、明治の大合併、昭和の大合併、そして平成の大合併と、市町村の数を劇的に減少する改革を三度にわたって行ってきたわけでございますが、明治の大合併のときには、合併の基準として三百戸ないし五百戸を単位として合併をしなさいということで、非常に短期間の間に七万一千以上ありました市町村を一万五千八百二十という数まで減少をいたしております。非常に明確な基準がありました。 それから、昭和の大合併のときには
○木村仁君 自由民主党の木村仁でございます。 私は、この法律に賛成の立場から、討論じゃなくて質疑をさせていただきたいと思います。 今、民主党の代表の方からも御質問がありましたが、いよいよこの十年に及ぶ大合併に幕を引いてオーソドックスな合併推進の特例法に変わるわけでありますが、どの合併でもそうでありますけれども、少しまだまだ生煮えのところがあったかなという気がしないでもありません。 大臣御就任の
○木村仁君 どうもやっぱり異床同夢でありますからなかなか論点がはっきりしませんが。 それでは、このペーパーを御覧いただきたいと思います。これは、日本の地方自治の成り立ちを私なりに理解をして書いたものでございます。明治の初期に山県有朋が市制町村制という法律を作って日本の地方自治制度を発足させるわけでありますが、そのときの考え方がこの考え方であります。 図表では、何でもやれるということが一番左の端に
○木村仁君 有り難い御質問と言われるとこっちがたじろいでしまうわけでありますが、私は、やはり地方分権と素直に言っていいんだろうと思います。そして、地方主権という状態をつくり出すことはお考えの理想のとおりでありますが、その過程というのはやはり地方分権ではないかと、そういうふうに考えているわけであります。 確かに、鳩山由紀夫内閣総理大臣の「新憲法試案」にも地域主権という、あるいは地方主権というんですか
○木村仁君 自民党・改革クラブの木村仁でございます。 本日は税の質問だということでございますが、それほどたくさん質問する事項があるわけではありませんので、やはり儀礼として、一丁目一番地からちょっとごあいさつをさせていただきたいと思います。 地域主権という言葉が使われております。この言葉については、我が自民党の同僚の皆さんはおおむね、余り適当な言葉ではないということで、使わないというような御発言があるようでございますが
○木村仁君 大体理解をいたしました。納得したかどうかは別として、理解をいたしました。 そして、特に消費税を上げなければ駄目であろうというお考えのことについては私も大賛成でありまして、そのことを避けて通ろうとする民主党を私どもは批判しているわけでございます。よろしくお願いをいたします。 まあそれはそれとして、先ほど公述人のお言葉の中に、新卒一括採用を克服したいというお言葉がありました。お書きになった
○木村仁君 デフレとこの全国的な傾向との関係はそれとして、今リスクを取って、それに失敗した場合のセーフティーネットと申しますか社会保障をきちっとつくらなければいけないと。この御指摘は、恐らくデフレとかそういうものとは一切関係ない、日本の社会が今後目指さなければいけない命題だと私も御理解をいたします。 日本の今の状態でいえば、勝ち組と負け組とそして中間の先が見えない不安層というものがあるというふうな
○木村仁君 自由民主党の木村仁でございます。 山田、加藤両公述人には、大変奥深いお話をいただきまして、心から感銘をいたしました。お二方の公述の内容がかなり違っておりますので、便宜上、山田公述人の方に先に御質問をし、その後、加藤公述人にお願いをいたしたいと思います。 山田公述人は、社会保障制度、福祉制度そのものというよりは、その背景にある人間の生活、家庭、そういうものについて大変造詣の深い方だと思
○木村仁君 一億ドルあると、三十億が総理の嫌いなコンクリート、あと六十億が総理の大好きな人、これに使えますから、非常にすばらしい事業ができるだろうと、そういうふうに思って、これは思い付きでございますが、ある程度まじめに外務省でお考えいただきたい。皆様に聞いてもせんないことでございましたが、ちょっと申し上げました。 私は、非常な危険な状況の下で六万人のタリバン兵士を武力解除し、復員させ、そして職業訓練等
○木村仁君 五十億ドルというのは、ODAだけでなくて借款、有償、無償のもの、そういうものがあるだろうと。そうすると、やっぱり政府が腐敗、堕落しておるのではいい仕事はできないだろうと私は思います。 そこで、政府のガバナンスを高めていくということは非常に重要なことであろうと思いますので、私は一つ提案があるんです。五十億ドル、腰だめに決められた数字でありますから、中身の詰めができていない、これから詰めてしっかりした
○木村仁君 自民党の木村仁でございます。 三十分時間をいただいておりますけれども、諸般の事情によりまして四十五分までに私の御質問を終わりたいと思いますので、御協力をいただきたいと思います。 昨年十一月に、鳩山内閣は、五年間で五十億ドル、アフガニスタンに支援をするという約束をいたしました。この決まる経過というのは、給油支援活動はやめる、そこへ大統領がお見えになると、何とか形をつくらなければいけないということで
○木村仁君 御異議ないと認めます。 それでは、委員長に若林正俊君を指名いたします。(拍手) ───────────── 〔若林正俊君委員長席に着く〕
○木村仁君 ただいまから政府開発援助等に関する特別委員会を開会いたします。 本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。 これより委員長の選任を行います。 つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
○木村仁君 私が申し上げる主権という意味が、恐らく理解が違うんだろうと思いますからそれ以上のことは申しませんが、このソマリアという、国になっているのか国になっていないのか、日本は認めておりませんけれども、そういう国の利害を直接侵害するものではないと私どもは思っておりますが、森本参考人、どういうふうにお考えでしょうか。
○木村仁君 この海上警備行動、そして次に行われるであろう海賊対処活動というのは、国連海洋法条約及び累次の国連決議の趣旨に沿うものであると私どもは考えておりますし、また日本国の憲法にも趣旨に沿うものであると思っております。さらに、その性質上、ソマリアの主権を侵害することは全くないと私どもは思っておりますが、この点についてマロイ参考人はどのようにお考えでしょうか。
○木村仁君 四人の皆様に大変貴重な御意見をお伺いして、心から御礼を申し上げたいと思います。 まず、基本的な質問を四人の参考人の皆様にお尋ねしたいのでありますが、日本は、ソマリア・アデン湾において公海上で違法な海賊行為が行われている、ともかくこの行為を阻止するのでなければ日本の二千隻を超える船舶が安全に航海することができないと、こういうことから、まずは自衛隊法第八十二条に基づく海上警備活動を海上自衛隊
○木村仁君 そういう御答弁になるであろうとは思いましたけれども、政策の持続というのが大切です。 一九九八年に小渕内閣が成立いたしましたときに、緊縮財政を廃し、積極財政に進まれました。そして、おれもとうとう世界一の借金王になったと言いながら積極財政を進め、その結果、二〇〇〇年には五百十七兆のGDP、そして税金も五十一兆まで回復したんです。しかし、残念ながら、小沢さんの離反によって、それが原因ではないけれども
○木村仁君 本題に入らせていただきます。 私は、今次の十三兆九千二百五十億円に及ぶ補正予算、これでもって百年に一度という経済危機に対して積極的な財政出動という形で対応しようという麻生内閣の明確な意思が示されたものと認識をいたしまして、そのことを高く評価しております。 つきましては、この政策を是非持続していただきたいと考えておりまして、できれば、基金に積み出した次年度、次々年度分の予算もできるだけ
○木村仁君 自由民主党の木村仁でございます。 大変時間が制約されておりますし、また全体の時間も短くしたいと希望しておりますので、足早にお聞きすることを足早にお答えいただきたいと思います。 〔委員長退席、理事岩永浩美君着席〕 本題に入ります前に、障害者団体向け郵便料金割引制度の悪用をした事件について厚生労働大臣に質問をいたします。 この事件につきましては、かねて白山会の主要メンバーであった
○木村仁君 私は、自由民主党、公明党を代表して、ただいま議題となりましたいわゆる海賊対処法案について、麻生総理大臣及び関係大臣に質問をいたします。 日本は海洋国家、貿易国家であり、貿易に係る物流の九九%を海上輸送に依存しています。したがって、海上輸送の安全を確保することは最重要の国家的関心事であります。そのような日本にとって、現在、ソマリア沖・アデン湾で頻発する海賊行為が新たな脅威となっています。
○木村仁君 その後、米国は、今朝の新聞、昨日か今朝の新聞にも出ておりますけれども、経済制裁のための十一の法人を決めてこれを制限を加えるということでやっております。また日本は、実はそれ以上に十四法人について制裁を加えるということも聞いておりますが、日本独自の制裁というのは極めて微温的だという、一般的には考えられておりますけれども、この日本独自の制裁をもっと強化する手だてというのは当面考えられるのでしょうか
○木村仁君 その時点では、オバマ大統領も、また麻生総理大臣も、国連安保理事会における新たな決議で対抗するという意思が固かったと思います。ところが、若干の時間を経て、ロシア及び中国が議決には反対するという態度が明らかになった時点で、オバマ大統領は極めて速やかに決議には固執しないというようなことを言われました。やがて麻生総理大臣も形式は問わないということを言い出されました。 ここ辺りは連係プレーでよろしいのだと
○木村仁君 自由民主党の木村仁でございます。 グアム協定に入ります前に、安保理議長の声明に関することをちょっとだけお聞きしておきたいと思います。 テポドン2のミサイルが発射されたときにオバマ大統領は即座に、テポドン2ミサイルの発射は安保理決議第一七一八号に明確に違反すると、それゆえアメリカとしては、この問題を安保理に持ち込んで決議を新たにするということを言われました。その直後にプラハに参りまして
○木村仁君 終わります。
○木村仁君 是非強い立場で安保理の議論を進めていただきたいと思います。 白眞勲委員と同調するわけでありますけれども、防衛大臣に御意見を申し上げておきたいと思いますが、是非ブースターは発見していただきたい、そして日本が初めに回収していただきたいものだと思っております。これはもう非常に多くの情報を持っておりますし、日本のEEZというんですか、の区域内に落ちたらしいという話もあります。これは鉱物資源ではありませんから
○木村仁君 外務大臣にお尋ねをいたします。 このテポドンの発射と同時に、米、韓、中国、フランス、メキシコ、ロシア、英国、オーストラリア、ベトナム、あるいはまたロシアについても電話等で会談を行い、日本の立場を明確に主張されるとともに強く安保理における再決議を促されたことは、大変素早い立派な対応であったと存じます。 その上でのお尋ねでございますが、安保理の予備的な会談の中では日米の主張と中国、ロシア
○木村仁君 是非これらの国際場裏で総理が積極的なリーダーシップを発揮されることを期待をいたしたいと思います。 アジアの諸国との連携、これは日本にとっては本当に大事なことであると思いますが、これについては最近ASEAN、それからASEANプラス3、あるいは東アジア首脳会議等が次々行われることになろうかと思います。どのような基本的態度で臨まれるか、簡単に御説明をお願いしたいと思います。 特に、ASEAN
○木村仁君 オバマ大統領が経済の問題について積極的な話をされたということは大変意味の多いことであります。当然、現在の喫緊の課題でありますから話題がそこに及ぶのは当然でありますが、一つには、私は思いますが、総理がダボス会議に行かれてそして演説をされた。それが非常にやはりオバマ大統領にとっても印象が強い、そこにはまだおられなかったわけでありますが、ことであったと思います。 総理は、ともかく、世界は悲観論
○木村仁君 自由民主党の木村仁でございます。 漆間副長官に御質問があるのでありますが、官房長官がお見えになってから質問をいたしたいと思いますので、申し訳ありませんがしばらくお待ちをいただきたいと思います。 最初にちょっと感想を申し上げますけれども、これは首相も御存じであったようでありますが、イギリスでは野党のことをクイーンズオポジションと、こういうことを言うようであります。もっと丁寧に言えばハー・マジェスティーズ・オポジション
○木村仁君 私も言い遅れましたが、安保理改革の問題、これは、二百近い加盟国の中でたった五つの国が拒否権を持っているというような構成は民主主義ではありませんから、いつの日かこれを打破しなければいけないと考えておりますので、期待するところ大でございます。 それでは、本論に入りたいと思います。 この補給支援法一年延長、これは、これ以外の、つまり補給支援から日本は撤収する選択肢はないと、こういうことを総理及
○木村仁君 自民党の木村仁でございます。総理大臣に初めての質問でございますので、よろしくお願いを申し上げます。 私は、初めに、我が国が安保理非常任理事国に選出された件について御質問をいたしたいと思います。 十月十七日現地時間、大多数の投票を得て十回目の、そして非常任理事国の仲間としては一番多い、長い期間を務めてきた実績が買われて、来年一月一日から二年間、非常任理事国として仕事をすることになったわけであります
○副大臣(木村仁君) 日本人学校はそれぞれ外国で設置、運営されている施設でありますために、その校舎については現地の基準に応じて耐震化が図られると、このことは当然であろうと思います。他方、各国において耐震性への対応は様々でありまして、必ずしも十分でないおそれもありますので、日本人学校の安全対策の一環として、今後、文部科学省とも協議、連携しつつ、学校運営委員会がその耐震性についても日本的な感覚で考えていかれるよう
○副大臣(木村仁君) 外務省では、在留邦人及び日本人の渡航者の安全のために、外務省海外安全ホームページ及び在外公館のホームページを通じて情報提供を常時行っております。 鳥新型インフルエンザにつきましては、最新の感染状況や予防対策についての情報提供を行うとともに、更なる感染拡大に備えて十分な安全対策を講じておくよう奨励をいたしているところであります。 また、在外公館においては、海外安全対策連絡協議会
○副大臣(木村仁君) 外国の自然災害に対する支援の一般論として申しますと、政府としては、引き続き、深刻な被災地の状況あるいは相手国の政府の要望を踏まえまして、災害の状況やニーズに応じていかなる支援が可能かを検討し、適切に対処していきたいと考えております。 まず、中国四川省における地震につきましては、発生翌日の十三日には五億円相当の無償資金協力及び緊急援助物資の供与を決定いたしました。その中から、既
○副大臣(木村仁君) お答えいたします。 まず、中国四川省で発生した地震の被害でありますが、中国民政部の発表によりますと、二十五日十二時現在で、死者六万二千六百六十四人、負傷者三十五万八千八百十六人、行方不明二万三千七百七十五人に達しております。 それから、ミャンマーのサイクロンの被害状況につきましては、最新のミャンマー国営放送が発表した数字でありますが、十六日現在で、死者七万七千七百三十八人、
○副大臣(木村仁君) 御指摘のように、スーダンのICCに対する協力は極めて不十分であり、昨年十二月にはICCのオカンポ検察官が安保理に対してその旨を報告いたしております。我が国としても、このような状況が速やかに改善されることが重要であると考えております。 お尋ねのICCに対する協力を阻害している個人の資産の凍結及び没収につきましては、現在国際社会においてそのような具体的な議論があるとは承知しておりません
○副大臣(木村仁君) 御指摘いただいております保護する責任というのは、大量殺りくあるいは戦争犯罪等からいかにして人々を保護するかという観点から、特に近年になって議論されている概念であると承知をいたしております。したがって、こういった点を踏まえれば、現在のミャンマー情勢を保護する責任に基づいて議論することは必ずしも適当ではないと考えております。 いずれにいたしましても、具体的にはミャンマー政府がサイクロン
○副大臣(木村仁君) 在京の大使館の話では、受入れ態勢、向こうの受入れ態勢と申しますか、事務所等を自分で持っておるようなしっかりしたNPO等については個々にビザを発給しているという報告を受けております。 したがって、向こうの政府も納得の上そのような現地で活動根拠を持っているものについては、一部そういった外国からの支援を認めているということのようであります。
○副大臣(木村仁君) 在外公館と本省との連絡通信手段につきましては、一般の電話回線やインターネットとは異なる独自の通信網を整備するということで、平成十八年三月に策定された外務省情報ネットワーク最適化計画に基づきまして、外交秘密をも扱う内部専用のネットワークと外部とも接続可能なネットワークの二系統の再構築を進めているところであります。 新たなネットワークは、平成二十年度は本省、二十一年以降は順次海外公館
○副大臣(木村仁君) 我が国は、外国国民の世論に直接働きかける対市民外交、すなわちパブリックディプロマシーを重視しており、我が国の魅力を伝え、我が国に対する共感と信頼の増進に資するとの観点から、外国における日本文化の紹介に積極的に取り組んでおるところであります。 文化の紹介については、官民双方が種々の努力をしておりますけれども、海外公館や国際交流基金はその中でも拠点としての役割を担っておりまして、
○副大臣(木村仁君) 御指摘のとおり、国際平和協力や経済協力に携わった若手邦人が経験を生かして引き続き活躍されることは、本人にとってのみならず、国際社会への人的貢献を強化し、国際機関の意思決定に我が国の立場や考え方を適切に反映させるという観点から、我が国の外交にとっても極めて重要であると認識をいたしております。 先ほども御答弁いたしましたように、このような認識の下で、本年度においてはNGO経験者二名
○副大臣(木村仁君) FBIのホームページに掲載された最重要指名手配者としてのビンラーディンの容疑について、九・一一同時多発テロ事件への言及がないことは承知をいたしております。他方において、その理由等に関するFBI関係者の発言については承知をいたしておりません。 二〇〇二年二月六日、米国連邦捜査局、FBIは議会証言において、九・一一同時多発テロ事件をアルカイダ及びビンラーディンとリンクさせる証拠は